タカラベルモント株式会社

プロジェクト参画の背景

 「産後リカバリープロジェクト」は、出産後のママやその夫婦の心身のリカバリー(=休養)に着目し、その文化や社会基盤を整えることで、日本の子育て環境を向上させ、‟産後リカバリー“という考え方が当たり前となるような社会を目指すことを目的に発足しました。出産後の母体へのダメージは“交通事故レベル”と例えられるほど大きい一方、産後は、「赤ちゃん」に目が向きがちで、ママやその夫婦の心身のリカバリーに対する情報や環境が十分とは言えません。今年8月に実施した休養に対する意識調査では、産後女性と女性全体を比較すると、産後女性のほうが「役割があってしっかり休めない」との回答が、約20%以上高い結果となりました。そこで、約40年以上、出産に関わる内診台や分娩台など、産婦人科領域の医療機器の製造・販売で業界に貢献してきた当社のメディカル事業部では、本プロジェクトに強く共感し、産後リカバリープロジェクト参画を決めました。今回の参画は、現在メディカル事業部が進めている「日本のお産を変えたい」をテーマに、産前・産後のママに寄り添う活動や取り組みを推進していくというウィメンズヘルスケアプロジェクトの一環です。

今後の活動

今後、「産後リカバリープロジェクト」では、白書の発行、WEBサイトでの情報発信、産後リカバリーの企業向け福利厚生セミナーなどを実施するほか、当社では、産婦人科施設をはじめとする医療機関へも本プロジェクトを周知し、産後女性・夫婦に加え、社会に向けた「産後リカバリー」の文化づくりに寄与できるような情報発信を展開していく予定です。タカラベルモント・メディカル事業部では、「美しい人生を、かなえよう。」をパーパスに、産前・産後のママや子育てに寄り添う新たな取り組みや企画に取り組んでまいります。


企業説明

タカラベルモント・メディカル事業部について

タカラベルモントの医療領域を主軸とした事業部。約50年前に眼科処置椅子の製造販売を開始し、医療市場へ参入。また電動昇降診察台や眼科手術台なども多くの医療施設に販売している。産婦人科の領域では、1979年から約40年間、内診台や分娩台の製造・販売に貢献。現在では当たり前となっている産婦人科用の椅子型内診台は、当社にて、業界初の国内製造となる。現在では、内視鏡検査台や手術台など幅広い製品を多くの医療施設に提供しながら、改装や新規開業での内装工事も全国的に展開。

タカラベルモント株式会社 概要

社名: タカラベルモント株式会社
代表: 代表取締役会長 兼 社長 吉川 秀隆
所在地 :大阪本社(本店) 大阪市中央区東心斎橋2-1-1
東京本社 東京都港区赤坂7-1-19
電話: 06-6212-3620
設立: 1921年10月5日
事業内容: 理美容・化粧品事業・デンタル・メディカル事業
ホームページ: https://www.takarabelmont.co.jp/