一般社団法人日本リカバリー協会

一般社団法人 日本リカバリー協会

プロジェクト参画の背景

一般社団法人日本リカバリー協会では、国民の80%が疲労を抱えて生活を送っている現代において、休むことの重要性についての啓発活動・教育などに取り組んでいます。

その中でも「産後」は一つのターニングポイントとなります。社会全体のQOL向上のためには、産後女性の疲労は見過ごせません。正しいヘルスケア知識を広げ、子どもの健全な成長を社会で応援していくために、神奈川県未病産業研究会 休養分科会が母体となり、参加記企業の皆様とともに「産後リカバリープロジェクト」を立ち上げました。

産後の夫婦から聞く課題として、「産前に比べ、産後の情報が少ない」「子ども第一優先となってしまい、自身のリカバリーに意識が向かない」「非科学的な情報も多く、正しい情報を探すのが困難」などといったものがあります。産前はマタニティーマークなどもあり周知されていますが、産後には意識が向けられていません。また、身体の疲労に加え、産後女性は「休めない意識」が強く、当協会が調査した「ココロの体力測定2023」では、産後女性の約6割以上が「役割があり休めない」というデータもあります。
あまり注目されない「産後」のママにも、出産前と同じように情報と支援を届けたいという思いから、プロジェクトへ参画いたしました。

今後の活動

日本リカバリー協会では毎年、全国10万人の男女(20~79歳の男女各5万人)に実施した「ココロの体力測定」のデータを活用し、産前産後の男女のストレスや疲労状況、子育てやパートナーへの意識の違いを、ジェンダード・イノベーションの視点で分析を行った「産後リカバリー白書」を作成しております。白書を通じて、出産や子育てに関連する商品・サービスを展開する企業様へ、出産後の女性や夫婦の理解からのマーケティング支援へ貢献し、また、自治体や地域のコミュニティー、そして出産に関わる様々な方々への新たな気づきと理解を促したいと考えています。今後も研究データの活用、セミナー開催を通じて、産後女性と周りの皆様へのサポートをし、産後リカバリーの知見を広めるための情報発信をしてまいります。

企業説明

一般社団法人日本リカバリー協会について

多くの国民が疲労を抱えている現代において、休むことの大切さを訴えている一般社団法人。「リカバリー(休養)」には睡眠だけでなく、心身のコンディション向上に向けたアプローチも必要だと考えています。リカバリーの必要性を訴える活動や教育によって、誰もが意欲的に活動できる、休養リテラシーの高い社会の創造を目指しています。

一般社団法人日本リカバリー協会 概要

社名: 一般社団法人日本リカバリー協会
代表: 代表理事 片野 秀樹
所在地:〒243-0018 神奈川県厚木市中町4-4-13 浅岡ビル4階
電話: 046-200-9373
設立: 2015年7月